須賀川市街地のまちづくり活動情報の提供


by sukagawacci

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㈱全国商店街支援センター(日本商工会議所など中小企業4団体で設立、以下センター)が実施する「平成25年度繁盛店づくり実践プログラム事業」に採択された須賀川中央商店街震災復興グループの第1回全体研修が、12月25日に須賀川商工会館で開かれました。
本事業は、中小企業基盤整備機構の助成を受けたセンターが全国の商店街を対象に公募して採択するもので、ネット販売の普及や郊外の大型商業施設に対抗できる魅力を持つ個店づくりを目指す事業です。
手法は、センターから派遣された講師に直接指導を受ける「臨店研修」及びその成果を商店街全体に波及させるための「全体研修」をそれぞれ4回と3回にわたり実施するものです。
「臨店研修」では、店舗レイアウト・商品構成・DM作成などの実践的アドバイスのほか、お店のコンセプトの確認などが講師と店舗の後継者の間で交わされ、自らの店舗を見つめなおす機会にもなります。

現在商店街には、須賀川市が進めている中心市街地活性化の基盤整備計画に頼るだけではなく、商店自らがお店にお客様を呼ぶ努力と覚悟が求められています。
口で言うのは簡単ですが、社会の大きな流れに逆らうことの困難さは、身をもって体験している商店の方以外には中々わかっていただけないかと思います。以前のような一定程度の努力では、まったく通用しない時代になっているのです。(他のすべての職業に、体験しないとわからない苦労があるとは思いながらも)

今回、グループ44社の中から30代以下の後継者が店を切り盛りしている5店が「臨店研修」を受けています。自ら手を挙げた皆さんに心から期待したいと思います。

12月25日の全体研修
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講師は、全国で活躍する高橋幸司さん
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翌12月26日の臨店研修風景
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臨店研修後の参加店会議
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参加店のグランシア須賀川 大内さん
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内藤酒店 内藤さん
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着るを楽しむほりえや 堀江さん
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寝具のいちむら 市村さん
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皆さん真剣でした。
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by sukagawacci | 2013-12-26 11:02 | まちづくり
市内北町にある公立岩瀬病院の外来棟が新築され、12月2日から業務を開始しています。
まだ行かれてない方に一部だけご紹介します。(まだ患者さんがいらっしゃる時間帯に訪問したものですから)

外来棟正面
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入口
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木材を使っていて以前よりも温かな印象を受けます

入ってすぐ左側に売店があります
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だいぶ広くなりました
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クリスマスの飾りもできるほど(ドンキホーテ陳列のようだった以前とはだいぶ違います)
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店内には小さなカフェスペースもあります
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右手奥は総合案内で、その向かい側に支払窓口などがあります
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右にカジュアルなレストランがあって、お客様が何組かいらっしゃいました

今回は1階入り口付近を紹介させていただきました。
従前の外来棟は今年度中に取り壊され、患者さんや見舞客用の駐車場になりさらに利用しやすい病院に生まれ変わる予定です。公立岩瀬病院の前身となる福島医学校で学んだ後藤新平翁のコーナーが3階にありますので、機会があればぜひのぞいてみてください。
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by sukagawacci | 2013-12-12 17:02 | まちづくり
11月20日の年末年始まちなかイルミネーションの点灯に歩調を合わせ、まちなかの店舗にイルミネーションが飾られています。
震災以降行きかう人が目立って少なくなりましたが、夜に飲食店を覗くとお客様で一杯のお店も結構あります。
通りを照らすイルミネーションが灯っている時間にご帰還されるのがよろしいかとは思いますが、ほどほどに楽しくお過ごしください。

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飲み疲れにご注意を

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by sukagawacci | 2013-12-10 08:58 | まちづくり

意見書が提出されました

 去る12月2日、市策定の須賀川市中心市街地活性化基本計画(案)に対する意見書が、橋本克也須賀川市長に提出されました。
 自治体が中心市街地活性化基本計画認定を国に申請する際、中心市街地活性化協議会の意見書を添付することが法律で定められていることから、計画策定段階から市と協議を進めてきた須賀川市中心市街地活性化協議会(会長長谷部一雄須賀川商工会議所会頭)が提出したものです。

意見書は下記の通りです

          須賀川市中心市街地活性化基本計画(案)に対する意見書

 須賀川市中心市街地は、江戸時代から多くの人々や物資が行きかう奥州街道有数の宿場町として栄え、町人文化が花開く自治の町として発展してまいりました。
 しかしながら近年は、国の構造改革路線に伴う規制緩和やモータリゼーションの進展、消費性向の変化や購買手段の多様化などにより、須賀川市の歴史や文化の継承に大きな役割を果たしてきた中心市街地の求心力が大きく低下し、以前の「賑わう街」のイメージが失われつつあります。さらに、東日本大震災によって甚大な被害を受けており、その復旧、復興が大きな課題となっております。
 この度策定された須賀川市中心市街地活性化基本計画(案)は、「活気と温もりのある賑わいあふれるまち須賀川」づくりを目標とし、「公共サービスの再建による賑わいの回復」「商業活動の活性化による賑わいのある街づくり」「文化施設が充実した、落ち着いて過ごせる街づくり」「安心して過ごし、暮らせる街づくり」の4つの基本方針に沿って計画された事業を、様々な主体が緊密に連携をとりながら実行していくことにより、市民の交流拠点や生活の場としての中心市街地に震災からの単なる復興を超えた新たな賑わいを創造するとしています。
 この基本計画(案)については、須賀川市が須賀川市中心市街地活性化協議会における検討・協議を踏まえ、意向を取り入れながらまとめられたものであり、その内容については概ね妥当であると判断いたします。
 なお、基本計画(案)の目標を確実に実現するために、下記事項について特段の配慮をお願いいたします。

                                 平成25年12月2日
                                   須賀川市中心市街地活性化協議会
                                              会長 長谷部一雄
                                         (須賀川商工会議所会頭)

                                 記

1.中心市街地活性化の意義及び目的について、須賀川市民に周知と理解を得るための責務に持続的に取り組むこと。

2.基本計画(案)掲載事業実施にあたり、関係省庁及び県等と密接に連携し、各事業主体に対して積極的に支援協力し、進捗状況について常時検証し適切な対策を講じること。

3.中心市街地を取り巻く状況の変化に対応し、今回基本計画(案)に記載されなかった事業及び新規に必要となった事業について今後具体化した場合には、基本計画の変更を行う等柔軟に対応すること。

4.中心市街地の将来像について、市の全体像を俯瞰しながら、長期的かつ戦略的な視点に立ち検討・検証を続ける必要があるため、今後も協議を継続すること。

[付帯意見]

本意見書提出に係る各委員からの意見について次のとおり報告いたしますので、今後の事業推進にあたっては特段のご配慮を賜りますようお願いいたします。

1.中心市街地の賑わい創出を図る上で、来街者用駐車場の整備・充実が不可欠である。ついては、震災以降増加した空地を集約し駐車場用地として活用するための駐車場整備に関する事業手法の検討。

2.定住化促進の具体策として、国及び県等の支援制度に関する情報提供や相談窓口の開設を行うなどの民間事業者の参入動機につながる対策。

3.地域全体の課題である高齢者の増加に対応した医療体制や介護環境の充実・整備をはじめ、生活の安心や健康の維持に資するハード・ソフト両面の機能の中心市街地への導入。

4.景観条例の制定などの施策による良好なまちなみ景観の保全、創造並びに翠ヶ丘公園や中心市街地の歴史・文化資源を生かした施策。

長谷部会長・渡辺達雄副会長が提出
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市長並びに担当する市幹部に内容を説明する長谷部会長ほか協議会役員
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by sukagawacci | 2013-12-04 16:25 | まちづくり
先週の11月26日、27日の2日間にわたり、長野県塩尻市の中心市街活性化事業について現地研修を行いました。
主催は当所が事務局を務める須賀川まちづくり推進協議会(会長長谷部会頭)で、会長をはじめとした役員や㈱こぷろ須賀川の役員、須賀川市職員5名を含む総勢23名が参加しました。

研修冒頭の渡辺副会頭挨拶
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塩尻市は長野県中央部からやや南に位置し、旧中山道沿いに位置しています。塩尻市の南部にあり旧宿場町の風情を残す奈良井宿は伝統的建造物保存地区の指定を受け、年間約60万人の観光客が訪れるそうです。

旧中山道奈良井宿視察
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塩尻市は、平成20年度に中心市街地活性化基本計画が認定され、中活事業実施から5年目を迎えていますが、その中核施設として平成22年に塩尻市市民交流センター(愛称えんぱーく)が供用されています。
塩尻駅移転に伴う再開発事業として整備された施設で、市立図書館や子育て支援センター、音楽スタジオや多目的ホール、多くの会議室をもつ公民館等の市民活動支援機能が集約された約1万2千㎡の床をもちます。

えんぱーく全景
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数ある会議室の一部
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ガラス張りの食育室
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フリースペース
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多目的ホールは映画鑑賞会で使用中、ガラス張りでもカーテンの使用で暗室に
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市民交流センター運営は市直轄で、交流センター自体が市の一部局であり、センター長職は部長職になっています。市職員は交流支援課17名、子育て担当7名、図書館部門が正規・嘱託・臨時合わせて35名が配置されています。驚くことに図書館部門職員はほとんどが司書の資格を有するとのことで、説明にあたった伊東支援センター次長など職員のレベルの高さも含め、中活事業にあたっての塩尻市の志の高さが強烈にうかがわれました。

センターの総合受付、奥は市民交流課事務室
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図書館部分
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お年寄りに優しい持ち込み荷物用のカートも完備
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図書館受付
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えんぱーく前には、閉店した旧イトーヨーカ堂を市が整備した複合施設と市営駐車場があり、駐車場はスカイウォークでえんぱーくとつながっています。
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また、まちづくり会社として発足した「しおじり街元気カンパニー」が中活事業に取り組んでいますが、役員の関わり方や執行体制に課題が多く、中々事業実施が困難であるとの説明がありました。

しおじり街元気カンパニー川窪専務の説明、前職は商業店舗経営
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さらには市民交流センター整備による波及効果が商店街に及ばず、1階に誘致した店舗も苦戦を強いられている状況とのことでした。

1階にあり、通りにも面したパン屋さん
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市民交流センターがある商店街
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市を挙げて中活事業に取り組んでいる塩尻市においても現状維持がやっとということから見ても(市民サービス、学習環境、子育て環境、市民活動の向上にはもちろん大きく寄与しています)、にぎわい創出や商店の売り上げ増進を目的にした旧態依然の中心市街地活性化事業の考え方を見直し、市民の福利向上を主眼とした事業との共通理解を深めることの重要性が改めて問われているようです。


今回の研修から、一義的に責任ある各セクターは代表するもの自らが深く思考し行動してそれぞれの組織を強化しその役割責任を全うしてこそ、初めて協働社会が発現することをもう一度再確認する必要を痛感させられました。
中心市街地の活性化を含む地域全体の活性化に、スーパースターの出現や奇跡の到来を期待することは大きな感違いですし、他の組織や人におまかせでは責任放棄ととらえられかねません。

参加した方々は皆、塩尻市が覚悟を決めて市自ら責任を持って施策を遂行していることを肌で感じたことと思います。
わが須賀川市もそのようにありたいと願っています。
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by sukagawacci | 2013-12-02 16:57 | まちづくり